中国の「剰女」をテーマにしたSK-IIのキャンペーン動画が話題 (3)

SK-IIのキャンペーン動画より

社会からの重圧

「剰女：中国の男女不平等が再燃」の作者・洪理達さんは、「独身女性は現在、ターニングポイントにいる。多くの女性は、独身の生活スタイルを好み、社会の『剰女』に対する悪いイメージに反対している」と語る。

そして、BBCの取材に対して、「これら結婚を催促されているグループは、強く自信に満ちた若い女性。そのような女性は高い教育を受け、結婚を拒絶するようになっている」との見方を示した。

洪さんは動画の中で、案内役で登場し、「この動画が影響力を持っているのは、中国の女性の『本当の現状』を描写しているから」と説明。

「これこそが現実。斬新で感動的に、女性に権利を与えることを描写している。これらの女性は、いろんなスタイルで独身生活を表現している。しかし、中国の女性が受ける結婚の重圧は本当で、働く女性の現状が生き生きと表現されている」と語る。