2016年4月15日  
 

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20年余の歳月を南京大虐殺の著作に投じた日本人女性作家 (2)

人民網日本語版 2016年04月15日14:29

元日本兵の手紙を手に持つ松岡環さん

松岡さんは「日本の良心」と呼ばれ、20年余りの歳月をかけて、南京大虐殺の被害者と参戦していた元日本兵を探して彼らの証言を集め、書籍にまとめたほか、ドキュメンタリー映画も制作している。

発表会では松岡さんの経歴に関するショートフィルムが上映され、フィルムの中では彼女が元日本兵や中国人の被害者にインタビューする様子も含まれていた。また発表会で、松岡さんは南京大虐殺に参加した元兵士を取材した際、一部の元兵士は取材で大虐殺を回想していく過程で、次第に戦争の罪悪を反省し、悔恨と謝罪の気持ちが生まれたという体験について語った。

松岡さんは自身の研究について発表しただけでなく、南京大虐殺を立証するかつて戦争に参加した元日本兵の手紙や写真といった所有物の数々を披露した。

発表会

「南京 引き裂かれた記憶」は元日本兵と被害者の証言をまとめた世界初の英語出版物ということだ。その翻訳はカナダアジア第二次大戦史実維護会(略称は史維会)がサポート。史維会は一部の証言を英語に翻訳し、学者等の協力のもと、長い期間をかけて校正と関連資料の収集を行い、英語版の編集を行った。


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