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20年余の歳月を南京大虐殺の著作に投じた日本人女性作家 (3)

人民網日本語版 2016年04月15日14:29

松岡環さんの新書サイン会

史維会の王裕佳会長によれば「南京 引き裂かれた記憶」の歴史的価値と、戦争の加害者と被害者の体験を通じて、読者に再認識を促したいというこの2つの主な理由から英語版が出版されたという。

王会長によると、西側諸国はアジアにおける第二次世界大戦の歴史について知らないことが多く、関連する英語版の書籍も数えるほどだという。「南京 引き裂かれた記憶」は一つ一つの証言が被害者と加害者の実体験であり、彼らの回想をまとめることで、再度南京大虐殺の史実を明らかにしている。特に元日本兵の証言は異なる角度からこの悲劇を裏付けている。

松岡さんの新書発表イベントは4月10日から16日までとなっており、トロントで新書発表会を行うほか、多くの中学校を訪れ学生たちと交流し、大学の図書館やコミュニティ図書館でも講座や書籍贈呈イベントを行う。 (編集TG)

「人民網日本語版」2016年4月15日


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