「環球時報」記者が17日夜8時頃熊本県を訪れてみると、被災地は物資が不足し、被災者らの表情には疲れが見えるも精神状態は安定していた。熊本への空の便はすべて欠航となっていたため、記者は17日未明に北京を出発して当日午前に福岡に到着した。福岡から熊本までの110キロは、高速道路で1時間15分程度で着く距離だが、新幹線も高速道路も遮断されていたため、一般道路が唯一の選択肢になっていた。記者は福岡の複数のレンタカー会社と連絡を試みたが、いずれも「危険すぎる」ことを理由に利用を拒否されるも、最終的に熊本の被災地まで送り届けてくれるというドライバーと連絡が取れた。