2016年4月20日  
 

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国防部、中国軍機の永暑礁着陸・病人搬送への米側の反応について

人民網日本語版 2016年04月20日10:39

国防部(国防省)新聞局は中国軍用機が永暑(英語名ファイアリー・クロス)礁に着陸して重病の労働者を搬送した件を米国側が問題視していることについて記者の質問に答えた。

【記者】米CNNによると、中国側が軍用機を永暑礁に派遣して重病の労働者3人を搬送したことについて、米国防省報道官はメディアの取材に「中国側が人道支援行動と称していることに留意している。だがなぜ民間機ではなく軍用機を使用したのかわからない」と述べた。米側は永暑礁に軍用機を配備しないよう中国側に求めもした。これについてコメントは。

【国防部新聞局】国民のために誠心誠意奉仕することは中国人民解放軍の根本的趣旨であり、緊迫した事態の際に国民を全力で救助するのは中国軍の優れた伝統であり、一貫したやり方だ。これと鮮明なコントラストを成して、人命が危険な時に米側は軍用機か民間機かを問題視する。もし米国民が米国領土で急病になった時、米軍は袖手傍観するのかとわれわれは問わざるを得ない。

強調する必要があるのは、中国は南沙(スプラトリー)諸島及びその周辺海域に対して争う余地のない主権を有しており、島・礁建設と防衛施設の配備は中国の主権の範囲内の事であり、あれこれ言う権利は米国にはないということだ。(編集NA)

「人民網日本語版」2016年4月20日

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