乗客は書面で謝意を表し、明らかになった李さんの人柄
その後、日本人の乗客は中国語の感謝状をホテルスタッフに代筆してもらい、忘れ物が完全な形で返却されたことを証明した。乗客は感謝状に自分の名をサインして、この忘れ物の返却手続きがようやく終わった。
数日して、この「事件」はタクシー会社の同僚を通じて広まった。河南省開封出身の李さんはすでに50代半ば、厦門で10年以上タクシー運転手として働いている。実は李さんがお金を拾ったのはこれが初めてではないという。乗客の落し物は様々で財布だけでなく携帯電話も拾ったことがあるという。李さんはこれは大したことではなく、落し物を持ち主に返すというのは当たり前のことだと話した。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年5月17日
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