中国インターネット協会と国家インターネット緊急対応センター(CNCERT)は北京で17日、「中国モバイルインターネットの発展状況・安全報告(2016)」を発表した。それによると、中国の2015年のモバイルマルウェア感染端末は1億7400万台に達し、モバイルインターネットの安全問題が無視できない状況となっている。人民日報が伝えた。
中国の2015年のマルウェア感染端末のうち、中国移動(チャイナ・モバイル)のネットワークが最多で、全体の68.40%を占めた。これに中国聯通(チャイナ・ユニコム)、中国電信(チャイナ・テレコム)が続いた。また感染端末が最も多いOSはAndroidで、71.24%に達した。これに続いたのはSymbian(17.82%)、iOS(10.94%)。感染端末数上位3省は、浙江省(8.08%)、広東省(7.38%)、山西省(6.93%)。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年5月18日