近年、中日の観光交流は急速に発展し、2015年には約500万人の中国人観光客が日本を訪れ、200万人余りの日本人観光客が中国を訪れた。中日の双方向の観光交流の規模が初めて700万人を突破したことになる。二階氏は両国の観光交流について、「(中日両国が)協力しているから今日がある、協力できる部分はたくさんある」と述べたほか、両国の観光関係者に向けて「口で言うだけでは駄目。もっと心底自信をもってやらなければ」とアドバイスした。二階氏はまた、「私は日中関係はいい関係だと思う」とし、観光交流は中日関係の発展にとって非常に重要であるとの見方を示した。また、3000人の訪中団に触れ、このような交流活動をこれからもやっていかなければならないとした。
中国国家観光局と国連世界観光機関(UNWTO)が共同で主催する第1回世界観光発展会議が18日に北京で開幕した。世界100カ国あまりの政府観光当局の関係者、専門家・学者、観光関係者らが出席し、議論と交流を行う。二階氏は同会議の開催に歓迎の意を表したほか、このほど発生した熊本地震に触れ、「災害が生じた際、一番先に観光業界に響いてくる。これをどうバックアップし、手助けをしていくか。これはみんなで立ち上がっていくチャンスともいえる。このチャンスをどう生かすかが大事」と語った。(編集SN)
「人民網日本語版」2016年5月19日
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