趙さんは、「看護師になって10年以上になるが、カテーテル室で仕事をしているこの2年が一番疲れる」と語る。体重が50キロにも満たない女性看護師でも、毎日、20キロの防護衣を着て走って往復しなければならない。
「毎日、防護衣を脱いだ瞬間、解放感を感じる」と趙さん。防護衣を脱ぐと、趙さんの背中は汗でびっしょりになっていた。隔離ドアを開け、ガラス棚の所に行って扉を開け、器材を取り、扉を閉め、また、隔離ドアを開けてオペ室に戻るまで、わずか10秒しかかからない。この間わずか10メートルにも満たない部屋の中で、趙さんは防護衣を着て、毎日1万歩以上走る必要がある。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年5月19日