看護師というと、「白衣の天使」を思い浮かべるのではないだろうか?確かに白衣の天使もいるが、実際には「防護衣の天使」もいる。大河報が報じた。
「80後」(1980年代生まれ)の趙娜さんは、鄭州大学(河南省鄭州市)付属鄭州中心病院のカテーテル室で働く看護師。看護師をして10年になるという趙さんだが、最近2年は、カテーテル室で「防護衣の天使」として働いている。
「ここで働くようになってから、最もたいへんなのが、毎日この重い服を着なければならないこと」と趙さんは笑う。
ここ数年、医療技術が進歩し、大病院のほとんどが「カテーテル室」を設置している。カテーテル室は主に、カテーテル手術を担当する。この手術は、X線撮影を頼りに、医師が手術を行う。この治療法の最大のメリットは傷口が小さくてすむことで、患者の苦痛やリスクを大幅に低下させることができる。しかし、一方で、医師は放射線を浴びながら手術を行わなければならない。
放射線から身を守るために、カテーテル手術をする時、医師や看護師は、「完全装備」しなければならず、約20キロの防護衣を着る。