同書のテーマは「平和と友好を願い、未来を開拓する」だ。計16万字からなる同書には、作者およびその所属部隊が当時の人物や情景を撮影した写真が収録され、戦争の苦しみや、大量の毒ガス弾による被害が明らかにされている。
山辺さんは「私は1953年に帰国後、様々な困難に直面するたびに、中国の戦友の言葉を思い出してきた。中国での貴重な経験を思い出し、自分を励ましている」、「日本政府に過去に対する心からの反省を促し、中日関係の発展を促進するため、今後も積極的に活動していきたい。(中日が)互いに理解し合う『家族』となり、友好の伝統が世世代代続くことを願う」と語る。
88歳の山辺さんは、あの時代の自らの歴史を振り返ってどう思うかとの質問に、「中国の革命に参加したこと、青春を中国にささげたことを誇りに思う」と答えた。(編集SN)
「人民網日本語版」2016年6月2日
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