待ちぼうけタイプ:ネットライブ配信や購入代行しながら「のんびり就職」
今年6月にある芸術学校を卒業した張さんは、クラスメートたちが焦って仕事を探しているときに、就職に関して焦ることはなく、かなり暇を持て余していた。今では、携帯アプリのライブ中継プラットフォームの人気がどんどん過熱し、張さんはいくつかのアプリでライブ中継を行っているという。「普段1回のライブ中継で約1000元(約1万5千円)が稼げ、特に何もすることがない時はライブ中継をして、仕事があればイベントの司会に行く」と張さんは語った。たとえ仕事がなくてもこのように自給自足はできるという。さらに現在の張さんの月収は、就職したばかりの張さんの同級生よりも高いそうだ。また、張さんは、「普段は微信(Wechat)で微商(微信を利用して販売や宣伝する電子商取引)をしているか、もしくは稼いだお金で海外旅行に行って、ついでに購入代行を行う」と語った。張さんは海外旅行のときに、ついでに他の人に頼まれた化粧品や服などの購入を代行し、代行サービス費としてもお金を少し稼いでいるという。このように、張さんは卒業しても焦って就職せず、「のんびり就職」する状況を満喫している。
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