恵まれタイプ:家庭条件により就職は後回し
四川師範大学を卒業したばかりの張恒さんは、昨年大学院を受験したが合格できなかった。しかし大学卒業後も、張さんは焦って仕事を探すこともなく、成都市内に部屋を借りて生活している。
張さんは、「自分は特別勉強ができるというわけでもないので、別に大学院受験をしたいと思っていなかった。両親が大学院受験をしきりに薦めてきたので、その要望に応えただけ。焦って仕事を探したくないという理由で大学院受験を受けることにした」と語った。両親は張さんが受験に失敗したことを今でも知らないため、張さんは大学院受験の準備をしているということを口実に、両親に成都の家を借りてもらい、そこに住み、手持ちのお金が無くなれば両親に援助してもらっているという。そんな張さんは、「実は仕事探しに関しては全く焦っていない。いずれは実家に帰って父親の跡を継ぐつもり」と話した。張さんの実家は電子ケーブルを製造しており、工場も持っているという。
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