夢追いタイプ:旅行で未知の世界を体験してから就職
自分自身の状況や家庭環境が恵まれていて就職するプレッシャーのない人とは対照的に、自分が持つ独特な考えから、「のんびり就職族」になってしまう卒業生も少なくないようだ。頼強さんは、卒業後に特にやりたいという仕事もないので、バックパッカーで半年間かけて四川から西蔵(チベット)自治区を旅行した。収入もないので、頼さんは道中でアルバイトをしながら旅行を続けたという。
頼さんは、「就職したら、休暇は少なくなると思った。休暇があったとしてもそれほど長くはないので、そうしたら自分の夢を永遠にかなえられないと思った。そこで1年を費やして自分の夢を叶えてから、現実的な生活に戻ろうと思った」と話した。頼さんの実家は四川省宜賓市の小さな町で、暮らし向きのいい家庭の同級生とは違い、旅行のためにわがままで仕事を辞めたりすることができない。だからこそ頼さんは仕事を本格的に始める前に、自分のやりたいことをやって満足したかったのだという。
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