国家電網公司北京市電力公司によると、第13次五カ年計画期間中、北京市通州エリアに充電スタンド90カ所を建設し、充電ポールを1万369台設置する予定で、北京-哈爾濱高速鉄道、北京-天津高速鉄道、北京-通州・通州-燕郊高速鉄道の沿線および複数の機能エリアに充電設備を設けることになるという。「京華時報」が伝えた。
電気自動車による交通は、北京市行政副都心センターのコンセプト「グリーン交通」の重要な取り組みだ。公共交通では、通州エリアはすでに電気自動車タクシー500台を投入し、台数は市内一となっている。また2015年末までに、電気自動車の公共ミニバス100台を走らせ、通勤対策として純電気自動車の循環型バス路線7本も開通させた。自家用車の購入状況をみると、通州エリアの購入台数は相当な数に上る。だが自家用電気自動車の購入と利用環境には引き続き諸々の障害があり、選択肢の少なさ、充電設備の整備の遅れなどの問題がある。
同公司関連部門の社員は、「第13次五カ年計画期間中、通州エリアに充電スタンド90カ所を建設し、充電ポールを1万369台設置する予定で、『1網-3線-多地域』(1つの充電網、3本の高速鉄道沿線、複数の機能エリア・農村部中心エリア)に基づく充電設備の布陣を整え、通州全域で『2キロメートル充電圏』を実現させる」と展望を説明する。
このうち、行政副都心センターの中心重点エリアと農村部の中心エリアでは「0.9キロメートル充電圏」を実現させ、エリア内の主要道路にはバランスよく設備を配置し、農村部中心エリアの11都市には設備を合理的に配置する。また行政機関エリアの機関・単位の駐車場と駐車場ビル、行政副都心センターの大型商業施設、スーパー、広場、農村部政府機関と主要市の政府管轄道路、観光スポットにおける充電設備の建設も重点的に計画するという。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年8月9日
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