「国家重大科学技術インフラ」である直径500メートルの球面電波望遠鏡(FAST)の運用が25日に始まった。習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は書面で祝辞を寄せ、開発と建設に関わった数多くの科学技術者、エンジニア、建設者に熱烈な祝意と心からの挨拶を表明した。人民日報が伝えた。
習総書記は「天文学は重大で独創的な発見をはらむ最前線の科学であり、科学技術の進歩と革新を推進する戦略的な要害の高地でもある。直径500メートルの球面電波望遠鏡は『中国の天眼』と称されており、中国が独自の知的財産権を有する、世界で最大口径の、最も感度の高い電波望遠鏡だ。その完成と運用開始は中国にとって科学の最前線における重大な独創的ブレークスルーであり、革新駆動型発展の加速にとって重要な意義を持つ」と指摘した。
習総書記は事業に関わる科学技術者、エンジニア、建設者に対して、一層励み、開拓・進取の精神を発揚して、革新型国家の建設、世界的科学技術強国の建設に新たな、一層の貢献を果たすよう求めた。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年9月26日
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