本音を言うと、中国では同じような番組が同じ時期にたくさん放送されているというのは、日本では絶対に考えられないことだ。中国の大手衛星テレビ局の数は少なく、市場もこんなに大きいのだから、それぞれのテレビ局がオリジナリティある番組を製作すれば、視聴率は自然と高くなると思う。同じような番組を製作して、視聴者の取り合いをする必要は全くないのではないだろうか。
一番大切なのは、中国の今の社会心理にマッチした番組は何であるかを考えることだ。もしかすると、今後、中国にしかない「バラエティ番組」が登場し、十数年、ひいては何十年も続く長寿番組になるかもしれない。もちろん、そのためには中国の番組製作者が視野を広げ、勇気を出して新しい物を作ることが必要で、真似をしたり、リメイク番組を製作したりしているだけではダメなのだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年10月13日
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