煙道、窯前室、火門、火膛、窯床――四川省文物考古研究院模擬考古体験館はこのほどVR(仮想現実)技術を導入し、来館者が瞬時にして1000年以上前の唐・宋の時代の広元窯にタイムスリップしたような体験ができるようにしている。新華社が伝えた。
四川省文物考古研究院広元窯遺跡発掘チームの万嬌氏は、「広元窯遺跡は地下の古窯で、保存状態が良好だ。我々は3Dスキャンを行い、VR技術によってこれを考古体験館で見学できるようにした。その場にいるような感覚を体験でき、臨場感あふれる効果となっている」と説明した。
VRデバイスを装着すると、広元窯遺跡の現場に入ったような感覚になる。VR空間内を歩き、1000年以上前の古窯の秘密と神秘に迫ることができる。歩くだけでなく、コントローラーを使い、関連エリアに「テレポーテーション」することもできるという。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年11月14日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn