中国航天科工集団公司が11日に発表した情報によると、同社は商業宇宙事業に全面的に進出することになった。長征ロケットは2017年に、14回の商業打ち上げの実施を計画している。ベネズエラの地球観測衛星2号、「中星6C」など商業衛星27基を打ち上げるという。科技日報が伝えた。
長征11号ロケットは10日、パルサー衛星航法試験衛星と同時に、「麗水1号」「瀟湘1号」など商業衛星4基を打ち上げた。これにより、長征ロケットが初めて、国内民間企業の商業打ち上げサービスを提供したことになる。
中国航天科工集団公司の孫為鋼チーフエンジニアは、「当社は現在、現役・次世代ロケットのラインナップを形成している。通常打ち上げ能力の他に、スムーズかつ機動的な打ち上げ能力を持つ。衛星を1基でも複数でも打ち上げられる」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年11月14日
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