2016年11月17日  
 

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「偽装結婚」テーマのドラマ人気の背後に見る複雑な日本社会 (3)

人民網日本語版 2016年11月17日10:25

遊川和彦脚本によるドラマで2015年1月から放送された「○○妻」は、「契約結婚」をテーマに、「事実婚」の様子を描写した。同ドラマでは、誰もが認める理想の夫婦だった主人公夫婦が大きな秘密を抱えていた。妻は婚姻届を出していない契約妻で、3年毎に契約書を更新していたのだ。妻は、それが二人の気持ちを永続させ、夫に対して雑念を持たず、全身全霊尽くすことができる一番良い方法と考えていた。

現在絶賛放送中のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」も、「事実婚」が意味する所に焦点を絞っていると言えるだろう。家事代行をしていたヒロインの森山みくりは、雇い主だった草食系男子の津崎平匡に、「就職としての結婚」を提案する。そして、津崎と「契約結婚」(事実婚)して、家事全般を請け負う「家政婦」としての生活が始まる。同ドラマは、表面的にはラブコメディであるものの、「男女の同居」という問題にストレートにスポットを当てている。契約に基づいて、男女が一つ屋根の下で暮らし、全てのことを「契約」という手段で処理することは本当に可能なのだろうか?一つ屋根の下に住めば、プライベートが完全に守られるということは絶対にない。では、仕事と割り切った契約関係なら、トラブルを完全に避けることができるのだろうか?


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