この「親友」は普段からも各種生鮮食料品を宅配してもらっているが、ある時配達に来た宅配青年は初めて見る顔で、年齢は20代になったばかりといった感じで、スタイルも良く、声もとても素敵だったのだという。しかも彼は「親友」好みの一重まぶたのイケメンだったのだ。注文した荷物は果物や野菜、米、小麦粉、油などだったため、とても重かったのだが、この優しげな宅配青年は、「親友」が重い荷物を運ぶのに苦戦している様子を見て、部屋の中へ運びましょうかと申し出たのだという。「親友」も断らず、彼に荷物をキッチンまで運んでもらったばかりか、戸棚に並べてもらうところまで手伝ってもらったのだった。立ち去り際も、入り口にあったゴミ袋をついでに持って行ってくれるという完璧さ。
優しげな宅配青年はこうして部屋を後にしたが、「親友」の心中は穏やかではなかった。イケメンで優しい彼となぜもっとたくさん話さなかったのかと後悔したのだ。そこで「親友」が思いついた妙案とは、携帯を手に、再び注文すること。2回や3回の注文ならまだわかるが、この彼女、なんと注文すること1日5回。さすがに宅配青年もいぶかしく思い始め、恥ずかしさも覚えたらしく、とうとう同僚に頼んで、その「親友」宅への配送を代わってもらったのだという。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年11月22日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn