体重150キロの上海女性、減量手術で1年に80キロの減量を実現？

上海に住む朱敏さん（26）は、身長は150センチメートル足らずだが、体重は150キロを上回り、BMIは69.4だ。この数値は上海で最高という。実は、朱さんは「過食症」が原因で、テーブルの上に食べ物が置いてあると全て食べ尽くしてしまいたいという欲求を抑えられなくなってしまう。肥満が原因の呼吸障害も患っている彼女は就寝時には人工呼吸器をつけないと眠ることすらままならない。新民網が伝えた。

19日に開催された第3回中米糖尿病・肥満外科サミットにおいて、復旦大学付属浦東病院が肥満を治療すると同時に、睡眠呼吸障害、糖尿病、高血圧、高コレステロール・脂肪肝の治療を目的として、朱さんにSIPS手術（Stomach intestinal pylorus sparing surgery）を行ったことが報告された。中国国内でSIPS手術の実施・成功例は、今回が初となる。