北京大学薬学院天然薬物・バイオ薬品国家重点実験室の周徳敏室長、張礼和院士の研究チームは、「ウイルス複製人口制御によるウイルスのワクチンへの直接転化」という新技術を開発した。同チームの論文「複製欠陥のインフルエンザ生ワクチンの開発」は、世界トップクラスの学術誌「サイエンス」に掲載された。人民日報海外版が伝えた。
周氏は「チームが開発したのは生ワクチンで、野生のインフルエンザウイルスの完全な感染力を留めており、ヒト感染後に細胞内で新たなウイルスを複製・生成する能力が取り除かれているだけだ。この手段により、ウイルスのヒト感染によるすべての免疫原性を留め、またそのヒトへの毒性を抑制することができる。これは汎用的な手段であり、ほぼすべての致命的なウイルスのワクチンとバイオ技術治療薬を作ることができる」と強調した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年12月23日
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