軍事医学科学院生物工学研究所の陳薇研究員のチームが開発した、遺伝子組み換えエボラワクチン「rAd5-EBOV」が、アフリカのシエラレオネで患者500人を対象に実施された第2期臨床試験で成功を収めた。これは中国のワクチン研究で初の海外進出後の、歴史的な進展だ。世界的に有名な医学雑誌「ランセット」(電子版)が、関連する科学研究論文を掲載した。人民日報海外版が伝えた。
中国が開発した同ワクチンは、世界初の2014遺伝子型で、指向性が高く、かつ初の凍結乾燥粉薬タイプだ。37度の環境で3週間以上安定的に保管でき、緊急時に広く使用できる。すでに量産化の技術条件も備えているということだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年12月29日
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