フィンランドでパン屋のチェーン店を展開するファッツェル・ベーカリー社はこのほど、乾燥させたコオロギの粉末を小麦粉に混ぜて作った「コオロギパン」を発売した。1つのパンには約70匹のコオロギが使用されている。スタッフによると、「一般的なパンと比べ、このコオロギパンはタンパク質が豊富に含まれていて、体にも良い」そうだ。では、そんなコオロギパンのお味はどうだろうか。
コオロギパンの価格は3.99ユーロ(約480円)で、一般的なパンと比べるとやや高めだ。
昆虫食品は将来有望な食材として現在注目されている。昆虫に含まれるタンパク質は、ニワトリやウシなどの従来のタンパク質と比べ、環境にも優しい。国際連合は、昨年昆虫食を食べた人が少なくとも20億人いると予想した。現在1900種類以上の昆虫が食用として販売されている。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年12月1日
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