第14回「欧州宇宙天気ウィーク(European Space Weather Week)」が27日、ベルギーのオーステンデで開幕した。同日、中国科学院の宇宙科学・応用研究センターのセンター長・呉季氏が宇宙天気の分野の世界的な連携を推進する面で大きな貢献をしたとして、「マルセス•ニコライ男爵宇宙天気・宇宙気候賞(The Baron Marcel Nicolet medal)」を受賞した。新華社が報じた。
「欧州宇宙天気ウィーク」は、世界3大宇宙天気セミナーの一つ。会議組織委員会の委託を受け、在ベルギー中国大使館の陳棟氏が呉氏に賞を授与した。
1985年、当時27歳だった呉氏は、欧州宇宙機関(ESA)で1年勉強し、その時の経験が、宇宙科学に打ち込み、それを生涯の仕事とするきっかけとなった。2011年初め、中国科学院の宇宙科学先導特定プロジェクトが正式にスタートした。同プロジェクトには、科学衛星4基の研究・製造も含まれており、十数年の研究と国際提携の結晶であるそのプロジェクトにおいて、呉氏は大きな役割を果たした。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年12月1日
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