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文化財365点をまとめたカレンダーが刊行 陝西省歴史博物館

人民網日本語版 2017年12月06日15:16

陝西省歴史博物館が編集した陝西省初の文化財カレンダーの「陝博カレンダー」が5日に発売された。同カレンダーには、周(紀元前1046年頃-紀元前256年)、秦(紀元前221年-紀元前207年)、漢(紀元前202年-220年)、唐(618-907年)の時代の文化財365点が収められ、それを現代人の日常生活とうまく融合させ、写真付きで1日に1つずつ紹介する形式になっている。中国新聞網が報じた。

2018年版「陝博カレンダー」のテーマは「唐の時代の長安」で、陝西省歴史博物館の専門家が、半年かけて入念に文化財を選び、「故宮カレンダー」と同じクリエーターチームがデザインした。カレンダーを開くと、左側には、博物館に保存されている文化財約37万点から厳選された文化財365点の画像が中国語と英語の説明付きで掲載されている。右側には、日付けが書かれ、下にメモができるようになっている。日付は、「孟法師碑(もうほうしひ)」などの古代の石碑に刻まれた文字を採用している。

陝西省歴史博物館の共産党委員会書記を務める、強躍・館長は、「当館は企業との提携を積極的に展開し、文化財の資源と社会の資本を十分にマッチングさせ、深く融合するよう取り組んでいる。『陝博カレンダー』は、当館と企業が提携して生まれた1つ目の作品で、それぞれが自身の優位性を発揮すると同時に、文化クリエイティブ作品の開発、特にブック型カレンダーの刊行の面で、豊富な経験を持つ故宮博物院と協力し、共にカレンダーを当館の人気文化クリエイティブ作品になるよう取り組んだ」と説明した。

「陝博カレンダー」は3万冊印刷され、オンラインとオフラインで同時発売されている。

陝西省歴史博物館は中国全土でも保存する文化財が最も多い博物館の一つで、世界で最も人気の博物館トップ10に入っている。館内には、最も古いもので、人類が初期の時代に使っていたシンプルな石器から、1840年前の社会、生活で使われていた各種器物に至るまでの約100万年間の多数の国宝級の文化財を含む、文化財約170万点が保存されている。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年12月6日

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