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人民網日本語版>>経済

中国、外資系企業の投資が一層自由化 (2)

人民網日本語版 2017年12月20日15:43

これまで、外国人投資者が中国で企業を立ち上げる場合、平均20営業日必要だった。しかし、現在では、オンラインで情報を記入するだけで、システムが自動で届出・権限を識別してくれるようになった。そのため、外国人投資者は世界のどの場所にいても、インターネットを通して中国外資系企業投資総合管理システムに24時間ログインすることができる。そして、スタッフが審査を行った後、3営業日内にショートメッセージが送信され、ネットを通して届出を済ませることができる。

多くの外国人投資者は、「ケースバイケースの審査制度と比べると、ネガティブリスト管理スタイルは、外資系投資企業の設立と変更の手続きが簡素化され、必要な時間も短縮された」と歓迎している。現在、外資系投資企業の設立、変更の手続きの96%以上を、届出を通して済ませることができる。商務、税関、質量検査、工商、為替などの当局は、連携システム、情報共有を実現し、外資系企業の手続きのために、あちこちを行ったり来たりする必要がないようにしている。

商務部外資司の責任者は、「今後も、各業務が秩序だって行われるよう引き続き力を注いでいく。まず、市場の参入制限を大幅に減らし、製造業の開放を深化させ、生産性サービス業の開放を加速させる。次に、改革を一層強化し、『投資前の国民待遇』、『ネガティブリスト管理』の制度を全面的に実施する。また、地域の開放構造を最適化し、中西部地区の外資呼び込み規模とクオリティを向上させる。最後に、自由貿易試験区の改革自主権と先行試行実施権を最大限賦与し、地域が積極的な試行・参入、自主的な改革を行うよう地域に奨励し、より多くの制度革新の成果を上げる」としている。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年12月20日 


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