グルメを楽しみたくても、どのレストランに行けばよいのかわからないというそんなグルメ好きの人々のために、フランスはレストランガイドを提供している。このガイドにランクインしたレストランの数で、日本と中国のレストランが上位を占めている。人民網が伝えた。
La Listeのランキングによると、パリのセーヌ川岸にある旗艦店は、2年連続で世界最高のレストランに選ばれた。La Listeは3年前に生まれ、主な目的は英国が選ぶ世界50トップレストランに対抗するためだった。La Listeの創始者であるJorg Zipprick氏は、中国のレストランのランクイン数が大幅に増えたことが人々の注目を集めていると語った。
ランクインしたレストラン1,000軒のうち、日本が138軒で首位を占め、次いで中国が123軒となった。Zipprick氏は、「以前は中国のレストランのデータはなかなか入手できなったが、現在は飲食店のレビューアプリが盛んになり、変化をもたらしている。もともとアジアのレストランの数はヨーロッパより多いので、ランクイン数が多いのは当然なことだ」と述べた。
エミー賞受賞者で、米国のテレビ番組で大活躍しているシェフのEric Ripert氏がニューヨークで開くシーフードレストランが2位に選ばれたほか、「良質で公正な価格」が特徴の東京の久兵衛が3位にランクイン。日本、中国、フランス、米国はLa Listeへのランクイン数において上位となったが、1人当たりの人口では、人口が800万人に満たないにも関わらず38軒もランクインしたスイスがトップ1といえるだろう。(編集HQ)
「人民網日本語版」2017年12月21日
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