2018年4月17日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

政治|経済|社会|文化|中日
科学|写真|動画|対訳|企画
Apple新浪ツイッターFBLINE微信RSS
人民網日本語版>>科学技術

「長征5号遥二」ロケットの故障原因が明らかに

人民網日本語版 2018年04月17日14:28

国家国防科技工業局が16日に発表した情報によると、「長征5号遥二」ロケットの故障原因がこのほど、ほぼ明らかになった。改良後の芯1級液体水素・液体酸素燃料エンジンは、地上の複数回の審査に合格しており、改良措置の有効性が検証されている。科技日報が伝えた。

同ロケットは昨年7月2日、海南文昌航天発射場で打ち上げられた。ロケットは飛行開始から346秒後に突然故障した。シミュレーション計算と地上試験の結果を分析したところ、同エンジンのターボ排気装置が複雑な力学・熱学的環境に置かれ、一部構造に異常が発生したことが故障原因だった。エンジンの推進力が瞬時に急減し、打ち上げが失敗に終わった。

長征5号ロケットプロジェクト開発チームは故障改良措置を全面的に実施した上で、遥三ロケットの開発と生産を進めており、年末に打ち上げを予定している。長征5号遥四ロケットはその後、月探査プロジェクト3期の嫦娥5号探査機の打ち上げ任務を実施する。(編集YF)

「人民網日本語版」2018年4月17日

コメント

最新コメント