中国オーディオ・ビデオ・デジタル・出版協会が13日に浙江省杭州市で発表した「2017年度デジタル読書白書」によると、17年、中国デジタル読書市場が前年比26.7%増の152億元(約2584億円)規模に達した。新華社が報じた。
白書によると、ここ3年、中国のデジタル書籍の作者数の増加ペースは明らかに加速している。17年、デジタル書籍の作者数は前年比30.2%増の784万人だった。16年は前年比25.4%増、15年は同比23.5%増だった。
一方、デジタル書籍の利用者は、17年は前年比13.37%増の3億7800万人に達した。うち、中年層が27.3%を占め、その割合は8.8%上昇した。高齢者の割合は1.2%で、0.5%上昇した。中国ではさまざまな年齢層の人がデジタルデバイスで読書をしており、全ての年齢層で利用者が開拓されていることが分かる。
17年、有料コンテンツの利用者の増加により、オーディオを主要な発信形態とした有料コンテンツサービスが急速に発展し、業界の成長ポイントとなり、伝統的なオーディオ系番組や、オーディオブックが共にオーディオブック市場の発展に貢献していることは注目に値する。17年、オーディオブック市場は前年比39.7%増の40億6000万元(約690億円)規模に達した。うち、オーディオメディアを通して展開している総合型有料コンテンツサービスの収入が約10億元(約170億円)と大きな貢献を果たし、市場の成長を促進する力となっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年4月20日
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