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武漢が「中国版グリーンカード」簡略化措置を発表、海外人材獲得目指す

人民網日本語版 2018年05月04日15:32

湖北省武漢市はこのほど、外国人永久居留証の申請プロセスを簡略化する目的で、「武漢の全面革新改革試験区が海外ハイレベル人材に永久居留証申請を奨励するための弁法(試行)」を発表した。同弁法によると、所得証明書や学歴証明書などの書類を提出することを申請者に求めるという煩雑なプロセスが省略されるだけではなく、申請から発給までの期間が、3営業日以内とさらに短縮される。これにより、海外ハイレベル人材による「中国版グリーンカード」の申請が、いっそうスピーディかつシンプルになる。新華社が報じた。

「武漢・中国光バレー」で働く中国系米国人の龍漢平さんは、オンライン申請サイト上で、自分が海外ハイレベル人材認証を取得したという公示を目にした。劉さんのほか、外国人企業上級管理職3人の取得が公示された。彼らは、武漢市が海外ハイレベル人材による永久居留証申請簡素化措置を打ち出した後、初めて認証取得を公示された海外ハイレベル人材となる。認証取得を公示された外国人は永久居留証を申請すれば、煩雑な手続きを行うことなく、「中国版グリーンカード」を取得することができる。

龍さんは2012年、米国から武漢に移り、羿陽科技有限公司を立ち上げた。その起業する過程で「湖北省百人計画」および「3551光バレー人材計画」に入選した。だが、外国人である龍さんが中国で働き、生活することには、さまざまな不便があった。「パスポートは毎年更新しなければならず、病院での受診、高速鉄道乗車券の購入、金融関連業務などあらゆる手続きが、非常に面倒だった」と龍さん。

武漢市が今回発表した弁法は、武漢全面革新改革試験区にある大学・高等専門学校、科学研究機関、企業・国家機関・事業機関に在籍する海外ハイレベル人材が対象となる。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年5月4日

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