中国銀聯は22日、報告書「中国銀行カード産業発展報告(2018年)」を発表した。それによると、昨年末現在、銀聯カードの世界での発行枚数が累計66億9千万枚に達したという。新華社が伝えた。
同報告書によれば、17年に銀聯ネットワークが取り次いだ取引の金額は93兆9千億元(約1626兆2884億円)に上り、世界の銀行カード決済市場に占めるシェアが一層拡大した。銀聯カードの受け入れネットワークは世界168ヶ国・地域に広がり、カバーする店舗は約5千万店、ATMは約260万台になった。
銀聯は、「国内の銀聯カードが使えない環境は目立って改善され、銀聯の携帯電話や銀聯ICカードを通じた非接触型決済システム『閃付』(クイックパス)といったNFC(近距離無線通信技術)に基づく決済商品の応用が急速に進んだだけでなく、少額で暗証番号やサインが要らない取引の急速な発展も推進された。銀聯のQRコード決済は機能面のサポートがますます豊富になり、産業における応用範囲もますます拡大発展している。海外でも使える国が多くなった」と説明する。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年5月23日
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