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北京・天津・河北で1万トン級列車運行開始、大型トラックの汚染物質削減

人民網日本語版 2018年05月29日13:34

中国鉄路北京局集団公司は、河北省唐山市と内蒙古自治区フフホト市を結ぶ唐呼線の灤平東駅と曹妃甸西駅間でこのほど、1万トン級列車の運行をスタートしたことを明らかにした。この列車は電気機関車によって牽引されることから、「ゼロエミッション」をほぼ実現し、1万トン級列車1本の運行で大型トラック3506台分から排出される汚染物質を削減することができる。人民日報が伝えた。

研究によると、北京における移動発生源は大気中のPM2.5の最大の原因となっており、全体の45%を占めている。そのうちディーゼル車による排気ガスの割合が非常に高い。中国鉄路総公司と北京鉄路局集団公司は、社会物流の「道路から鉄道へのシフト」輸送を担い、鉄道輸送量を大幅に増やし、「青空を守る戦いに勝利する」の一助となっている。新しく運行が始まった1万トン級列車は、105輌編成で、20往復フル運行した場合、1日あたりの石炭輸送総量は21万360トンに達する。これは、大型トラック3506台分の道路交通渋滞緩和と大気汚染物質削減に相当する。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年5月29日

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