安徽省合肥市で25日から27日にかけて行われた世界製造業大会2018において、国内外の多くの製造業のリーダーが、製造業の一連の革新成果を携え、登場した。新華社が伝えた。
スマート三次元人体スキャナーを使えば、わずか数秒で、胸囲や肩幅などの測定が終えることができる。そして別のスマート工場で、CGモデルがデータに基づき、利用者のサイズに合わせて「スタイル」を変更し、利用者の代わりに試着を行う。展示館では、長園和鷹智能科技有限公司の人のサイズを自動的に測定する三次元人体スキャナーを体験しようと、多くの市民が集まっていた。基本的なスリーサイズのほか、肘囲やふくらはぎ囲など人体各所のサイズが20秒以内で分かる。市民の董さんは体験後、「現在の科学技術は先進的すぎる。ウェディングドレスやスーツなど、オーダーメイドが必要な衣料品の購入に関しては非常に実用的だ」と感嘆してやまなかった。
伝統産業とスマート製造が結びつくことで新たな可能性を次々と生み出している。水耕栽培用の生態栽培ラックでは、作物が実った場合、そのままさっと洗うだけで食べられる。家電にもスマート化が進み、音声の指示だけで照明をつけ、カーテンを開く。
未来の会議室では、現在使用されているホワイトボードとプロジェクター、音響の役割を1枚のスクリーンが担うかもしれない。家電大手・海信(ハイセンス)のバーチャル会議室内では、職員が壁に掛けられた海信スマート会議パネルを使いデモンストレーションを行っていた。これは会議室向けに設計されたスマートインタラクションディスプレイで、パソコンや携帯電話を会議室のスクリーンとスムーズに結びつける。
技術者の説明を聞きながら実際に操作したところ、「タッチパネルで文字を書き込み、赤外線ペンを用いる。ジェスチャーによって文字を消したり、サイズを変更できる」といったように、まるで紙に文字を書くような感覚を味わえた。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年5月30日
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