外交部(外務省)の耿爽報道官は13日「米側がこのほど米韓軍事演習の停止を発表したことで、中国側の『相互停止』提案が合理的、現実的で実行可能であることが証明された」と表明した。
耿報道官は「シンガポールでの朝米首脳会談の前から、朝鮮半島情勢には前向きな変化が生じていた。朝鮮側は核実験を停止し、米韓も軍事演習の問題で自制した。これは中国側の『相互停止』提案の事実上の実現だ」と指摘。
耿報道官は「トランプ米大統領は12日の記者会見で米韓軍事演習を停止すると表明した。これによって、中国側の『相互停止』提案が合理的、現実的で実行可能であり、各国の利益にかなうのみならず、各国の最も差し迫った安全保障上の懸念の解決にもなることが改めて証明された」と述べた。
さらに「朝鮮半島問題における中国側の主張は筋道の立ったものであり、最終的には各国の支持を得られる」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年6月14日
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