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日本のサッカーを励まし続ける「最後のロッカールーム」文化

人民網日本語版 2018年07月05日13:39

日本代表は惜しくもベスト8進出を逃したが、相手チームを含む多くの国から称賛を受けた。アジア勢で唯一、ベスト16に進出した日本代表は、対ベルギー戦で素晴らしいパフォーマンスを見せた。人民網が伝えた。

試合後、日本代表のメンバーたちは気持ちを切り替えてサポーターたちに感謝の気持ちを伝えただけでなく、ロッカールームを後にする前にきちんと清掃し、ロシア語で「ありがとう」と書いたメモを残していった。また、日本代表のサポーターたちは日本の敗戦後も悔し涙を流しながら、会場のゴミ拾いをして、多くの国々から称賛を得た。

日本代表のメンバーたちが試合で見せた高レベルのプレーや素晴らしい成績に比べると、彼らが試合後に自分たちのロッカールームを清掃したことやサポーターたちが試合後に自分たちが座っていた観客席エリアでゴミ拾いしたこと自体はどれもそれほど難しいことではない。しかし、日本代表が敗戦した後も、メンバーやサポーターたちがゴミ拾いをしたことは日本代表とそのサポーターたちのピッチ外における好印象につながった。そしてどんなときもゴミ拾いをするという良い習慣を続けたことで、日本サッカーに対する優れたイメージを形作ることにもつながった。

自分たちでロッカールームの掃除をしたり、会場のゴミ拾いをしたりすることは決して難しいことではない。難しいのは、こうした良い習慣をずっと続けていくことだ。世界には数多くのサッカーチームがあり、数えきれないほどのサポーターがいるものの、ゴミ拾いを一つの習慣としてできるチームやサポーターはおそらく少ないだろう。そして自発的にゴミ拾いをすること自体は一見すると些細なことのようにみえるが、プロサッカーチームとしての素養とサポーターとしての素養の高さの裏返しでもあるのだ。結局のところ、サッカーチームのメンバーたちがロッカールームを掃除したり、サポーターたちが会場のゴミ拾いをしたりするのは、誰かに見せるためでも、素晴らしい心がけを生み出そうとするためでもなく、自分たちのプロとしての素養とサポーターとしての素養の高さからきているにすぎない。

実際、「日本代表のサポーターたちが涙を流しながらもゴミ拾いをする」ことよりも、「日本代表のメンバーたちが最後にロッカールームの清掃を行う」文化に対し、より注目すべきだ。


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