モデル転換・高度化のターニングポイント 積極的に新世代ロボット配置を
情報技術、特にインターネット、人工知能などの技術と深く融合するにつれ、ロボット産業は現在、モデル転換・高度化のターニングポイントに差し掛かっている。多くの業界関係者が、「今後、『機械』から『ロボット』への大きな変化が実現し、新世代ロボットが一層スマート化し、中国のロボット産業のミドルレンジ・ハイエンドへのレベルアップ実現に拍車をかけるだろう」との見方を示す。
趙氏は、「人工知能技術の発展は、『スマート+ロボット』を業界の新たな発展の動向にしている。新技術を導入することで、ロボットは人との協力、調和が完全に可能になっている。新世代ロボットは通常『協働ロボット』と呼ばれている。協働ロボットは、世界各国で、未来のロボットの高度化・発展の重要な方向性と見られている」との見方を示す。
爾智机器人の温中蒙・総裁は、「ビジュアルや音声を組み合わせることのできる人工知能技術のおかげで、協働ロボットが現在、ロボットのスマート化実現に最も近い方法と見なされており、新小売り、リハビリ医療、教育などの分野で、応用の重要なポテンシャルを秘めている」とする。
そして、「協働ロボットは近年発展し始めたばかりで、中国国内外の水準は横並び。そのため、私たちにも先頭を走るチャンスがある。中国はロボット応用の分野で最大の市場で、その応用テストを行い、商品の性能を向上させるための十分な環境がある。そして、市場のメリットを、技術のメリット、産業のメリットに変える環境がある」との見方を示す。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年7月24日
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