浙江病院三墩院区が6月28日より開業し、その西薬局には、「調剤ロボット」という特殊な職員がいる。これは同病院が導入したクールなハイテクの一つであり、病院の大きな見どころでもある。
◆「調剤ロボット」の働きぶりとは?
浙江病院薬剤科の韓奇主任によると、調剤ロボットは非常にスマートで、患者の処方箋に基づき薬を集め、ベルトコンベアで窓口まで送り届ける。医療スタッフが患者の具体的な状況に基づき補足し、チェック後に患者に薬を渡す。この流れにより患者の服用の安全を保障し、患者が列に並び薬をもらう時間を短縮する。
患者の利便性を高めるため、同病院では先進的な各種決済システムを採用した。支付宝(アリペイ)、微信(WeChat)、各銀行のアプリを使い、QRコードで決済できる。
また、食堂にも「スマートプレート」を導入。患者の家族がここで食事する際には、「スマートプレート」が自動的に料金を計算してくれ、微信でコードをスキャンすれば支払い完了となる。
さらに便利な駐車システムも導入。患者や家族は車で病院を訪れた場合、支付宝の登録を済ませておけば自動的に駐車料金が引き落とされ、駐車料金を支払う手間を省くことができる。
同病院情報センター主任の費科鋒氏によると、これらの情報化・スマート化された流れは、患者と家族の利便性を高め、病院での待機時間を短縮するという。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年7月2日
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