中国科学院瀋陽自動化研究所が発表した情報によると、同研究所が開発を担当する大型無人ヘリ「翔鷹200」がすべての開発・テスト飛行任務を完了し、検収の段階に入った。同機は制御システム、動力システム、動力伝導システムなど重要部品の国産化を実現している。これは、中国の大型無人ヘリの自主開発能力のさらなる向上を示している。科技日報が伝えた。
同研究所の谷豊副研究員によると、同機の全長は8.7メートル、高さは2.5メートル。ペイロードは200キロ、最大航続時間は6時間。同研究所が同機の担当部門となり、中国科学院の各部門と共同開発した。同機は自主飛行制御、甲板離着陸、海洋防護、軽量化材料、エンジンなどの重要技術を重点的に把握した。国内で初めて大型無人ヘリの艦艇甲板における自主離着陸技術の検証に成功し、かつ国内同クラス無人ヘリとして初めて次世代国産エンジンシステムを採用した。同クラスの無人ヘリは、海洋法執行、現代農業、緊急救助などの各分野で、応用の高い将来性を持つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年7月26日
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