8月20日、ジャカルタ・アジア競技大会体操男子個人総合決勝および男子団体・種目別競技で、中国の林超攀選手(写真中)が86.750点で金メダルに輝き、肖若騰選手(写真右)は86.750点で銅メダル。(撮影・侯宇)
中国の体操代表は、男子個人総合で王座を取り戻した。昨年の世界選手権で銀メダルに終わった林超攀選手が金メダルに輝き、日本の野々村笙吾選手が銀メタルを獲得、世界選手権王者の肖若騰選手は今一つ調子を上げられず銅メダルだった。
前回のアジア大会では、日本体操男子が個人総合で金・銀メダルを獲得、中国体操男子の十連覇を阻止している。
射撃では、4個の金メダルのうち3個を中国の選手が手中に収めた。
大会初日に行われた混合団体10メートルエアライフルでは銀メダルに終わったが、楊皓然選手と趙若竹選手が、男子・女子10メートルエアライフル個人でそれぞれ金メダルを獲得、24歳の張鑫秋選手も女子クレー・トラップで優勝した。
20歳の中国台北代表・楊坤瀬選手は、男子クレー・トラップで金メダルを獲得、今大会での中国台北代表の金メダル獲得数は3個となった。
今大会初の金メダル獲得に続き、中国の「カンフー」は、「向かうところ敵なし」の様相を呈している。上海武術チームの湯露選手は、武術女子南拳・南刀個人総合決勝で金メダルを獲得した。
フェンシングでは、傅依婷選手が女子フルーレ個人戦で銀メダルを獲得、この日行われた女子フルーレ個人と女子サーブル個人では、韓国代表がいずれも金メダルを獲得した。
計5個の金メダルが争われたレスリングでは、中国の裴星茹選手が女子フリー57キロ級、鄧志偉選手が男子フリー125キロ級で、それぞれ銀メダルを獲得した。両種目とも、朝鮮代表選手が金メダルを手にした。
一回戦不戦勝のため、この日初登場となった中国バドミントン男女はいずれも、団体準決勝に進んだ。
8月20日、ジャカルタ・アジア競技大会バドミントン男子団体準々決勝、中国は中国香港に3-0で勝利した。試合中の諶龍選手。(撮影・王東明)
男子団体準々決勝で、中国は中国香港を3-0で下した。実力派が揃ったチームメイトのお陰で、第3シングルスで出場予定だった林丹選手は出場するチャンスもなく、悠々と準々決勝戦を観戦していた。
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