観光スポットもハイテクの導入で観光客によりスムースな旅行体験を提供できるようになった。行列に並ばず、数秒で顔認証を済ませ、何度でも入退場できる。アリババ傘下の旅行ブランド・飛猪は連休に先立って未来の観光スポット戦略をバージョンアップし、技術イノベーションとビッグデータによる観光スポットへのパワー注入を通じて、杭州の西渓国家湿地公園で未来の観光スポットのモデルを打ち出し、観光客に「未来の観光シーン」を体験してもらった。
統計データによると、連休の1日目と2日目に、西渓湿地の未来の観光スポットには普段の6倍の観光客が訪れ、各日とも1千人を超える観光客が「チケットレス、身分証明書不要の100%顔認証」による入場システムを体験した。また連休1〜4日目には飛猪プラットフォームでの入場券売り上げ数が同約50%増加した。飛猪は未来の観光スポット100ヶ所と連携してQRコード読み取りによる割引きサービスも打ち出し、オフラインでのコード読み取りでスムースに入場できた観光客は同約150%増加した。
EC研究センターの曹磊センター長も、「ビッグデータ、人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)などの技術の後押しを受けて、モバイル決済が普及し、顔認証による決済、RFIDタグ、スマートクラウド型陳列棚、拡張現実(AR)試着室・テストメイクなどが勢いよく発展している。ハイテクの融合運用が進むにつれ、消費者の消費体験が絶えずバージョンアップし最適化するとともに、店舗側の運営効率もより高まり、まさに一石二鳥だ」と指摘した。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年10月10日
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