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ハイテクが国慶節連休の消費体験を一新 買い物も食事も観光も

人民網日本語版 2018年10月11日11:11

例年の状況から考えると、国慶節(建国記念日、10月1日)連休は消費現象を観察する絶好の機会であり、経済発展の潜在力を示す重要な指標でもある。今年の連休の消費で例年と異なる点を振り返ると、消費がより増加して活発になったことのほか、ハイテクが牽引したスマート消費シーンが注目を集めた。中でも阿里巴巴(アリババ)、京東、蘇寧を代表とするECでの消費、携程旅行網、飛猪、同程芸竜、馬蜂窩を代表とするスマート旅行、美団点評、滴滴出行を代表とするサービス消費が重要な推進力となっている。「国際商報」が伝えた。

連休になると、家を出て買い物をすることが多くの家庭にとっては欠かせないものだ。連休中に仮想現実(VR)試着室などの新小売科学技術を備えた売り場やスマート店舗は、来店者も売り上げも激増。このうち天猫の新小売スマート店舗は連休の巨大な顧客フローの圧力を効果的に分散し、消費者にバージョンアップした消費体験を提供した。南京市の新小売スマート店舗の店員は、「VR試着室が新鮮な感じを与え、効率を高めたので、売り上げは普段の2倍に達した」と話す。アリババの新小売技術のバックアップを受けた銀泰百貨も、連休の最初の3日間に全国の各店舗の顧客フローと取引額が飛躍的に増加し、増加率はどちらも30%に迫ったことがビッグデータからわかる。

レストランで事前に予約をし、並ばなくて済むという新小売生活サービスが、今年の連休の外出の質を高める「秘密兵器」にもなった。杭州市の華星時代広場では、100年の伝統をもつ老舗の五芳斎が「スマートレストラン」に変身した。従来のレストランのように並ぶ必要はなく、店員が注文を取りに来たり料理を運んだりすることもない。ここでは注文から料理がそろうまで、すべての過程が「無人化」されており、客が自分で操作するようになっている。湖北省武漢市に住む王さんの家は、老舗・蔡林記の新小売スマートレストランから歩いて15分ほどのところにある。朝、家を出る前に携帯電話で蒸し餃子を注文し、家を出て遠くの方に蔡林記の店が見え始める頃に焼きそばを追加し、店に着いて受け取りカウンターのところに行くと、注文したものがすでにできている。蔡林記のスマートレストランは今年の国慶節に初の大型連休を迎え、売り上げは前年同期より約45%増加したという。


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