新海誠監督のアニメ映画「君の名は。」を称賛するマスク氏
スペースX社の創始者兼CEOイーロン・マスク氏は現地時間14日午後、個人のSNSアカウント上で、2件続けさまにツイートし、日本のアニメ「君の名は。」が好きだと称賛したのち、「メカも作るか」と続けた。 そして、ネットユーザーのリツイートに対して、「自分はイーロンちゃん」と投稿した。澎湃新聞が伝えた。
2016年12月に公開されたアニメーション映画「君の名は。」は、日本の新海誠監督による作品だ。
米宇宙開発会社スペースXやテスラのCEO、トンネル採掘会社「ザ・ボーリング・カンパニー」の創始者、AIを扱う非営利組織「オープンAI」の共同創始者などさまざまな肩書を持つイーロン・マスク氏は、宇宙ロケット・電気自動車・太陽光エネルギーなどの研究分野でも大きな功績を残しており、フォーブス誌のリアルタイム一族資産ランキングで第24位に入っている。
同氏がこのアニメ映画を称賛したことで、「オタクのマスク氏」とネット上でコメントされたことを受け、この「シリコンバレーのアイアンマン」は、「うむむ、、、僕はイーロンちゃんだ」とそれを認めている。
また、マスク氏は、「千と千尋の神隠し」も好きだと告白している。宮崎駿監督の映画では、「もののけ姫」もお気に入りという。さらに、日本のアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」も好きだと「暗号」で明かしており、新世紀エヴァンゲリオンの「人類補完計画」に登場する架空組織「特務機関NERV(ネルフ)」の名を挙げている。
続いて、マスク氏は「メカも作るか」とツイート。
日本のドラマに登場する大型戦闘ロボット
ここで言うメカとは、大型戦闘ロボットのことで、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」では、人類はこれをコントロールして架空の生物である「使徒」と戦う。
マスク氏と日本文化との繋がりは、アニメだけにとどまらない。スぺースXによる月旅行の最初の個人客がつい最近日本の実業家・前澤友作氏に決まったことが発表された。計画通り2023年に出発すれば、人類が初めて月面に立った1972年以来の月旅行となる。前澤氏は、記者会見において、「月周回旅行が決まる前に、何度もマスク氏の会社を訪れた。今回の月周回旅行は、我々2人の繋がりによって実現することになる」と述べた。
「大型戦闘ロボット」の製造というアイデアは、奇想天外のように思われるが、それを言い出したのはあのマスク氏だ。現実となるかどうかは誰にも分らない。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年10月18日
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