中国科学報社、セルプレス、中国科学院化学研究所が共催する2019年「中国の科学者とセルプレス」シリーズイベント、セルプレス2018中国年間論文・年間機関授賞式並びにフロンティアフォーラムが12日、北京市で開催された。「体細胞核移植技術を利用したクローンサル」など5本の論文がセルプレス2018中国年間論文に選ばれた。人民網が伝えた。
また清華大学、中国科学院上海生命科学研究院、北京大学、復旦大学、浙江大学がセルプレス2018年間研究機関に選ばれた。
現場からの情報によると、中国本土にある機関を筆頭の機関とする中国の科学者は2018年に、セルプレスの研究誌に423本の論文を掲載した。前年比245本増で、伸び率が137.6%に達し、爆発的に増加した。うちインパクト・ファクターが20以上の論文は同62.5%増の52本となった。
中国科学報社長で編集長の趙彦氏は「中国の生命科学及び物質科学の優秀論文が昨年飛躍的に増加し、多くの科学研究成果が世界の科学界から注目された。これらは中国の科学者の世界の科学に対する貢献度の顕著な上昇を示している」と述べた。
セルプレス出版ディレクターの李統胤博士は「中国の科学研究界は昨年、多くの成果を上げていた。これらの研究は学術的に目覚ましい進歩を遂げているだけでなく、この世代と次の世代の中国の科学者のより高い目標に向けて前進する触発となるだろう。当社は近年、すべての科学分野で世界トップの学術出版機関として、中国の編集チームの拡大を続けている。中国の科学研究界との交流と協力をさらに深めている。セル誌は近い将来、初の中国常駐編集者を迎えることになる」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年6月14日