華誼兄弟のH計画に参加する映画監督達 |
中国の映画・テレビ番組制作会社・華誼兄弟はこのほど、2014-15年のプロジェクト「H計画」を発表した。馮小剛(フォン・シャオガン)監督や、顧長衛(グー・チャンウェイ)監督、鈕承沢監督、王晶(ウォン・ジン) 監督などが発表会に参加した。馮監督の新作は来年に公開される予定というが、具体的な内容は明らかになっていない。また、来年、徐克(ツイ・ハーク)監督の推理小説「ディー判事」シリーズを原作とした作品の第3作目も公開される。京華時報が報じた。
2年で興行収入1650億円へ
華誼兄弟は14、15年に、馮監督や徐監督のほか、成龍(ジャッキー・チェン)監督、顧監督など、監督、エグゼクティブ・プロデューサー26人の作品32本を新作として配給する。32本には米人気俳優ブラッドピット、ジョニー・デップ、キアヌ・リーブスなどが主演を務めるハリウッド大作3作も含まれている。同社の王中磊・総裁は、「この2年間で配給される映画の興行収入は合わせて100億元(約1650億円)に達するだろう」と期待感を示している。