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「正妻」にスポット当てた映画2作品が公開へ ビビアン・スーが人妻役

 2014年02月28日16:21
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「完美假妻」のポスター。


「脱軌時代」のポスター。

 中国では「小三」と呼ばれる「愛人」をテーマにした映画が人気となった昨年に対して、今年は「正妻」をテーマにした映画が話題になりそうだ。まず、国際女性デーの3月8日に合わせて妻の立場から見た結婚生活にスポットを当てた2作品が封切られる。その1つが同月7日に公開される「脱軌時代(The Old Cinderella)」で、人気女優・張静初(チャン・ジンチュー)が主演を務める。もう1つは、同月4日に公開される、劉鎮偉(ジェフ・ラウ)監督の新作ラブコメディ「完美假妻(perfect fake wife)」で、日本でのおなじみの女優・徐若瑄(ビビアン・スー)が主演を務めている。同2作品では、人妻を演じる張静初と徐若瑄が裏切りに遭い、また「真の愛」を取り戻す姿を描いている。楊子晩報が報じた。

 「脱軌時代」で、張静初はこれまでのイメージを一新させ、夫の浮気に直面する人妻役に扮している。男勝りな気の強い女性像を演じていることから、台湾の俳優・呉克群(ケンジ・ウー)からは、「おばさん」と呼ばれている。そのきつい口調も見どころとなっている。一方、「完美假妻」では、徐若瑄演じる美しい人妻の夫が「誘拐事件」に遭ってしまう。犯人の徐若瑄への要求は、なんと、1週間犯人の妻になれというものだった。

 同2作品は「癒し系」映画といわれているが、「設定があまりにも簡単すぎる。張静初扮する子供のいる女性が離婚届けを出したその帰りに、金持ちが運転する車と事故を起こし、恋愛関係に発展するなんて非現実的」など、あまりに都合のいい展開に現実的ではないという声も聞こえてくる。

 このような声に対して、同作品でプロデューサーも兼任している張静初は、「同作品は、幸福が目の前にあることを教えてくれる。ラブストーリーは希望を与えてくれる恋のカンフル剤。結婚生活における裏切りの多い今の時代、本当はもっと勇気を持って恋愛をしなければならない」と解説した。(編集KN)

 「人民網日本語版」2014年2月28日

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