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中国、4月のCPIが前年同期比1.8%増 

 2014年05月09日17:17
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 中国国家統計局はこのほど、2014年4月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)を発表。CPIは前月比0.3%減、前年同期比1.8%増、PPIは前月比0.2%減、前年同期比2.0%減となった。人民網が報じた。

 同局都市司の統計専門家である余秋梅氏は、4月のCPIの前年同期比の上昇幅が、3月比で反落した原因として、まず、昨年の4月は寒の戻りの影響で、野菜の値段が高騰したのに対し、今年の4月の中国全土の平均気温が例年より1.1度高く、野菜の値段が大幅に下落したことを挙げる。今年4月の野菜の値段は、昨年より7.9%安かった。そのため、CPIが前年同期比0.28ポイント減となった。別の要因として、供給が需要を上回ったことが挙げられる。例えば、豚肉の値段は4カ月連続で前年同期より下落、4月は7.2%も下落し、CPIの前年同期比0.21ポイント減につながった。さまざまな要素を総合的に分析すると、今後の物価は引き続き緩やかに上昇し、4月はCPIの前年同期比の上昇幅が上半期で最も小さくなると予測されている。

 PPIは同月、前年同期比・前月比ともに下落となった。うち前月比は0.2%減と、同比0.3%減だった3月より下げ幅が0.1ポイント減少した。各業界のPPIの前月比を見ると、30の主な工業業界のうち、14の業界の商品価格が上昇したのに対し、16の業界が下落した。例えば、石油や天然ガスの採掘、ガスの生産、供給、水の生産、供給などの業界の販売価格がやや上昇したのに対し、石炭の採掘や洗鉱、非鉄金属、金属の精錬などの業界の販売価格が下落した。

 一方、同月のPPIの前年同期比は2.0%減で、同比2.3%減だった3月より、下げ幅が0.3ポイント減少した。その主な理由は、昨年4月のPPIが前月比0.6%減と、比較基数が下がったためだ。(編集KN)

 「人民網日本語版」2014年5月9日

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