旅行サイト大手の携程旅行網は13日、春節(旧正月。今年は1月31日)期間の人気観光ルートの航空チケットが完売目前だと明らかにした。2月1日に旅行に出かける人が最も多く、春節の観光商品は日付によって価格が異なるため、時期をずらして旅行することをアドバイスしている。京華時報が伝えた。同社が統計した個人旅行ツアーのデータによると、今年の春節は1月31日、2月1日、同2日に出発する商品の価格が最高となっており、出発する人が最も多いのは2月1日となっている。春節の観光の価格は1月28日分から値上りを始め、同31日、2月1日がピークで、同2日からは大きく値下がりしており、2月5日以降は基本的に通常どおりの価格となっている。
北京出発の「昆明+大理+麗江6日間ツアー」のチケットを例にとると、1月29日出発ではわずか4370元だが、同31日出発分は5120元に値上りしているため、2日早く出発するだけで750元安くなる。
同社では、春節期間中は観光地の方向を変えると費用を節約できるとアドバイスしている。春節前には小都市から大都市、一般的な都市から人気の都市へと向かう航空便の価格が一定の割合で値下がりする。例えば南京や成都、長沙といった多くの都市から北京、上海へ向かう航空券は6~8割引される。北京には数多くの航空路線や高速列車があるため、例えば1月30日に武漢から北京へ飛ぶ航空券は85%割引のわずか180元となる。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年1月15日