日本人医師が薦める「10分血管マッサージ」
高血圧症は、高齢者の健康を脅かす一大疾病だ。日本の女性週刊誌「女性自身」の報道によると、有名な保養地にある榊原温泉病院の名誉院長・明田昌三氏は、「高血圧を引き起こす最大の原因は、中・小・細動脈の血流が滞る→血管の弾力性が低下する→血流量が減少する、という悪循環に陥ることだ」と指摘している。明田氏は、このような悪循環を打ち切るため、血管を拡張し、血流を促進し、血圧低下に効果を発揮する「10分でできる血管セルフマッサージ」を考案した。生命時報が報じた。
10分血管マッサージの具体的なやり方は、以下の通り。
○頭(2分)
・両手の指または掌で、こめかみのツボを、円を描くようにマッサージ。
・両手の指を使い、前・後・左・右に頭頂部をマッサージ。
・両手の掌を額に当て、上下左右にマッサージ。
・耳たぶの根元をつまみ、鼓膜に振動が伝わるのを感じながら引っ張る。
○手(左右各1分)
・手の甲と掌を、反対の手の指を使って揉みほぐす。
・指の左右の側面を、反対の手の親指と人差し指で挟み、根元から指先に向かって捩るように揉んでいく。